|
|
この前、ある新聞社の出している雑誌の依頼ですと、
フリーランスの記者がコメントを求めてきました。
彼は、私から色々な話を引き出したくて言ったので
しょう。「最近は、充電式のアンプも出て、渋谷や池
袋は、路上ミュージシャンの天国みたいですね」と言
う。
以前、アツシさんたちがインストアのイベントをや
った池袋のタワーレコードの近くに、「ウイロード」
というガードがあります。
あそこは、連日、複数の路上ミュージシャンが演奏
するスポットです。そこに、時折、セミアコとアンプ
を持った2人組のミュージシャンがやってきます。ギル
ドのスターファイヤーとギブソンの135を持ってやって
くる。
彼らが、演奏をしだすと、いつもなら何組もの人間
が音楽を演奏できる場所が、彼らだけの占有になって
しまう。
若い衆が困り顔でいるので「電気を使って音を出す
のだから、別に、トンネルの所で演奏する必要はない。
雨が降っているわけではない。他でやった方がよいので
はないか」と注意したのだけど、まともに話も聞いてく
れない。
そして、そのそばにいた訳知り顔のカメラマンの男
は、「別にいいじゃねぇか」という様子で、その2人
組のエセミュージシャンに加担してきました。
私は、アコースティックの楽器だけでなく、エレ
クトリックの楽器も嫌いではないので、充電式のアン
プの登場をそう悪くは思わないのですが、あの「音と
音とのぶつかり合い」「音楽によるけんか状態」は、
どうにかしなければと思っています。くぎは刺し続け
ます。が、こんな状態を回避するよいアイディアがあ
ったら教えて下さい。音のでかさの競争みたいなのは
どうにも見ていられないし、ああいう状態では、なか
なか音楽を楽しむことができない。とても嫌なもので
す。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信
http://st-music.hoops.ne.jp/
|
|