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ムンホイクリアしました……

 投稿者:neity  投稿日:2016年 7月18日(月)01時44分22秒
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  ムンホイクリアしました。今2周目です。ざっくりと感想をば。

ムンホイには一部を除いてほんとにろくな大人がいないな、と。
それはつまり彼らが精神的に大人にならないまま大人にならざるを得なかった
大人であることを強いられてきた世代だったってことなんだと思います。
そしてXレンジャーは現実においては大人になることで大事なことを失うことを憂い
正義は常に善きことでなくてはならないと思い悩む一人の青年でしかないし、
彼もまた、言いたいことが言えないまま大人になろうとしているいじめられっ子でしかなかったわけで、
Xレンジャーから見たハルトくんはただの邪悪ではないように思います。
XP版でこの辺を掘り下げたとお伺いしましたがその方がよかったと思います。でないとハルトくんは純粋な邪悪で終わるところでしたから。
言いたいことが言えなくて、だけど耐え続けることしかできなかったXレンジャーと違って
ハルトくんの場合は本当に聞いてほしい人に声が届かないことにこらえきれないから
友達に八つ当たりするいじめっ子なわけで。何と言うか、不器用ですよね二人とも。

21世紀になっても、2016年現在もなおこういうことは現実問題として起きていて、
それを受けて教育現場も少しずつ変わりつつあるとは思うけれども、
いじめは絶対になくなることはない、とこれとアナムンをプレイして確信しました。
何故なら現実を黙認しながら微塵も本質を理解しようとしない、理解していても何も行動を起こさない、そんな奴ばかりがたくさんいるから。
虐げられる人間にとっては理解者に恵まれなかったことそのものが悲劇。
そりゃ自殺したくもなりますよ、奇異の目で見られて後ろ指差されながら嘲笑われ続けたらなおさら。
嗤う立場の人間に限って「現実を直視したまえ」とか偉そうにのたまっている。
それが腹立たしくて仕方ない。その言葉そっくり返してやりたくなります。
小さいころの夢や思い出が心の拠り所な人だっているわけで、それを否定するのが大人になることなら私は子どものままでも構わないと思ってます。
残念ながら私もXレンジャーをやってる青年と同じく大人になりきれないまま成人した大学生です。そして小さい時、それこそ幼稚園の年長の時にいじめに遭っていました。
だから妙に感情移入して懐かしさに泣いてしまったのかもしれません。
ムンホイって、大人になれない大人のためのゲームだな、と実感。
「いい大人がこんなことしてんじゃねえよ」というツッコミを主人公たちが代弁してくれるゲームなんて他にないので。
痛みのわからないオルタナティブの友人にぜのんくんの痛みを分からせるイベントはなかなか爽快でした。
それだけにハルトくんの痛みを味わうことになるイベントは2周目だといろいろ哀しくなりましたが……。

久々に遊んでよかったと思えるフリーゲームに出会えて良かったです。
 
 
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